マガンが飛来する蕪栗沼(かぶくりぬま)で冬の自然観察!魅力と注意点、駐車場ガイド

宮城県大崎市に位置する蕪栗沼(かぶくりぬま)は、冬の観察スポットとして知られる自然豊かな場所です。ラムサール条約に登録されたこの沼は、多くの野鳥が集まる越冬地として有名です。この記事では、蕪栗沼の魅力、訪れる際の注意点、駐車場情報について詳しく紹介します。

蕪栗沼とは

蕪栗沼は、大崎市にある湿地で、北上川水系に属しています。沼地の多くはヨシやマコモが生い茂り、水面が少ないため、湿地ならではの豊かな生態系が広がっています。冬には約50種類の鳥が観察でき、特にマガンやオオヒシクイ、オオハクチョウなどが飛来します。これらの鳥たちの越冬地として、地域住民と共に自然保護活動も行われています。ラムサール条約に登録され、国内でも重要な湿地として保護されています。

蕪栗沼で観察できる冬の鳥

蕪栗沼は、冬に多くの渡り鳥が集まることで有名です。特に有名なのはマガンで、沼周辺には約7万羽のマガンが飛来し、その飛び立ちやねぐら入りの光景は圧巻です。その他にも、オオヒシクイやオオハクチョウ、シジュウカラガンなどが観察され、訪れる人々にとっては自然観察の宝庫となっています。

蕪栗沼での観察注意点

  1. 静かに行動する
    鳥たちを驚かせないように、観察する際は静かに行動し、会話は小さな声で行いましょう。また、車のライトやカメラのフラッシュにも注意が必要です。
  2. 餌付けは絶対にしない
    鳥に餌を与えることは、生態系のバランスを崩す原因となり、水質悪化にもつながります。自然な形での観察を心掛けましょう。
  3. 生き物の持ち帰りを避ける
    観察した動植物はその場に残し、持ち帰らないようにしましょう。自然環境を守るために大切なルールです。
  4. 堤防から降りない
    堤防の下には降りないようにしましょう。これは鳥たちの生息地を守るためにも必要なことです。

蕪栗沼の駐車場情報

蕪栗沼周辺には観察者用の駐車場は設置されていないため、車で訪れる際は近隣の駐車場を利用することをおすすめします。最寄りの駐車場は、大崎市田尻町にある施設で、そこから車で約15~20分ほどの距離にあります。冬の観察シーズンには混雑することもあるため、早めの到着をおすすめします。

アクセスや駐車場に関しては、蕪栗ぬまっこくらぶのHPをご確認ください。こちらからアクセス

まとめ

蕪栗沼は、冬の訪問先として多くの魅力を持つ場所です。鳥類観察ができる他、自然環境保護にも力を入れているため、訪れる際はルールを守り、自然と共生する意識を持って楽しんでください。特にマガンやオオヒシクイの飛来は圧巻で、冬の大自然の中での特別な体験を提供してくれます。駐車場は周辺に限られているため、事前に計画を立てて訪れることをおすすめします。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です